IELTSテストの受験
IELTSは、International English Language System の略で、イギリス型の英語4技能試験です。英語の4技能とは「書く、読む、聞く、話す」能力を示します。 テスト所要時間は約3時間で、試験用途として、大学進学にはアカデミック、海外就業やビザ取得はジェネラル・テストに分類(モジュール)されます。 リスニングとスピーキング・テストは、アカデミックもジェネラル・モジュールも同じです。ライティングとリーディング・テストは、アカデミックとジェネラル・モジュールで異なります。 アカデミックは、大学または専門機関に入学するすべての人に適したトピックが含まれ、ジェネラルは一般的な興味に基づくトピックが含まれます。
近年では、ペーパー方式で受験するIELTSの試験の順番が、以前のリスニング、リーディング、ライティングから、ライティング、リーディング、リスニングに変更されました。 このテストのどちらのモジュールを受けるかは、政府や教育機関、他の認定団体は独自にIELTSの条件を設定しているので、関連のウェブサイトで事前に自分がどちらのテストを受けるべきか確認して下さい。 尚、IELTS試験は、ペーパーとコンピューター受験方式の何れでも内容、難易度、採点は同じです。スピーキングテストは試験官による直接の対面試験が取られていますが、将来AIによる機械化される可能性があります。
◎IELTS試験申し込み方法
IELTSの申し込みと受験には身分証明として「パスポート」原本が必要です。 申込み前に必ず確認しましょう。受験すべきテストのタイプは上記の通り2種類あります。アカデミックか、 ジェネラル・モジュールかを必ず確認してお申し込み下さい。会場受験のテストは、試験開催日と試験会場を選んでください。例えば、大阪(中津)、広島(大手町)、他等です。 申し込み締切日は通常、試験日の4週間前の金曜日午後5時とされていますが、近年は受験スペースに空きがあれば1週間前まで受付が可能です。 ほとんどの会場試験のIELTSは土曜日、または日曜日に開催されています。テストの開催日程によっては1日での受験と2日での受験の場合があります。
◎インターネット申し込み
申し込みは通常インターネットから行います(※以下に解説の通り、郵送による書面での申し込みが可能なです)。ネットでの申し込みでは必ず申し込み要項を確認した上で手続きを進めて下さい。
ブラウザは、Win12などの最新バージョンであることを推奨します(古いと受験料支払いの画面でエラーが発生するケースがありますので要注意)。テスト受験に際しては「受験者への注意事項」を確認しましょう。
はじめてIELTS受験をする方は「アカウント」を作成してIELTSのIDを獲得するところからスタートします。詳しくは以下のチャートを確認して下さい。
◎郵送による申し込みも可能です
郵便用受験申込書をダウンロードして「郵送での申込み手引き」に記載の支払い方法、郵送先を確認して申し込んでください。申し込み前に「申込宣誓書(郵送)」を確認する必要があります。
◎IELTS受験の確認事項と問合せ
インターネットで申し込んだ場合も、郵送で申し込んだ場合も、受験料を支払い後、本人確認書類(パスポートコピー)を送付期限内に送らない場合は、本人確認ができないために受験無効になります。 この場合は、申込金が返金されませんので注意して下さい。