TOEICテストの種類について
各地の受験会場に出向いて個人で受験するのが「TOEIC公開テスト」です。毎月開催され、受験日の約1ヶ月前までに申し込むことで受験ができます。 身分証明書の提示や、受験システムの管理が徹底されているので、正式なスコアとして認められます。 これに対して、英語学校や会社組織などで開催する団体受験をIPテストと呼びます。 一定の人数が集まれば、組織に於いて場所を選ばすに開催されるので気軽に受けることができます。 但し、受験の管理面が厳しくない側面があることから、公開スコアとは別の英語資格として扱われる場合があります。 最近、普及したTOEICの自宅受験方式のIPテストは、時代と共に、TOEIC-CBTとして普及していくことが期待されます。
TOEIC受験申し込み方法
◎TOEICテスト申込方法
TOEICテストの申し込みに際しては「TOEICテスト受験要領」を最初に確認して下さい。 公開テスト受験の申し込みは、ネット申し込みと、コンビニからの申し込み方法あります。手順は申し込み方法により異なるので注意が必要です。
◎インターネット申込方法
インターネット申込「受験要領」に記載された全ての事項(「個人情報の取り扱いについて」を含む)確認と同意をして申し込む必要があります。
インターネット申込みには、TOEIC SQUAREのID登録(無料)が必要です。
既に登録済みの方はページ内の[ログイン]をクリックして TOEIC SQUARE にログインして下さい。
登録をしてない人は「会員登録(無料)」をクリックして登録手続きを行ってください。登録IDは、TOEIC L&R公開テスト、
TOEIC S&W公開テストのインターネット申込に共通で利用できます。
◎注意事項について
受験料の支払い方法や申込期間についての制限事項をよく確認しましょう。
スマートフォンからも会員登録やテスト申し込み、テストの結果の確認ができます。
●受験料は 7,810円(税込/変更の可能性有り)です。リピート割引制度を利用すると安くなります。一度納入した受験料は返金されないので注意して下さい。
◎コンビニ申し込み
コンビニ端末申込「受験要領」に記載された全ての事項(「個人情報の取り扱いについて」を含む)に同意の上で申し込みます。
コンビニ端末申込の概要は、
セブン-イレブン、
ローソン、
ファミリーマート
に設置されている情報端末にて申し込みが可能です。ガイダンスに従って申込の手続きを行います。
TOEIC IPテスト(オンライン)
IPテスト(オンライン)は、TOEIC Programのすべてのテストで、企業・団体・学校などがテスト実施期間を任意に設定することができます。
受験者はインターネット環境があれば、単独で受験することが可能です。
・在宅勤務の社員が増え、社内で受験するのが難しい
・研修のオンライン化に伴い、テストもオンラインで実施したい
・生徒や学生の受験機会をもっと増やしたい
と考えている組織や学校にとって、オンラインは手軽にテストを開催することができます。
テストのセキュリティサポートも充実しているので、成績の評価にも活用できます。
TOEIC L&Rは試験時間が半分
企業・団体、学校で活用されるTOEIC L&R IPテスト(オンライン)は、CATというシステムが用いられています。 CATとは、Computer Adaptive Testの略称で、受験者の能力に合わせてリアルタイムで出題問題が変化するテストシステムを示します。 第1ステージ(Unit One)で受験者に25問の同問題セットが出題され、第2ステージ(Unit Two)で最初のステージの正答率に応じて受験者に合わせた20問が出題されます。 少ない問題数で受験者の能力スコアを算出することが可能なので短時間の受験ができるようになりました。 その場で採点し、テスト終了後、すぐにスコアを表示することが可能です。
CATシステムは、当初はTOEFL iBT のためにACEにより開発されたシステムですが、今後、多くのテストで導入されることが予想されています。 さらにダミー問題を利用したテスト方式で、より正確な点数分布を示すことが可能になります。